金買取については、スタート時から法人として開始することは不必要です。
しかしながら、リターンが多くなるほど、法人化する利点は拡がっていきます。
ですから、かなりの実益が入るようになって、法人化を考えるべきでしょう。
利点としては、社会の中での信用や節税面などがあります。
法人税に関しては利益が増加しても、基本として一定税率になります。
売上が大きくなるほど法人税が有利になります。
経費という形で賄える費用が多くなるのも法人化の魅力です。
役員報酬については売り上げ高から経費を控除し、給与所得控除を用いることができることから、課税を抑えられます。
これ以外に、赤字繰り越し期間が長いというアドバンテージも存在します。
ある年度で損失が生じたケースでは、翌年度以後の所得と相殺できますが、法人は青色欠損金を9年繰り越しすることができますので有利です。
金買取にチャレンジするなら、法人化ができるよう、どういう風にしてマネージメントするかビジョンをつくり出し、作戦を練って行動していくことが重要です。